気づけば5月は一度も更新できておらず、、ご無沙汰となってしまいました。継続は力なり、更新頑張ります!
今回は、サーバのアップロード容量制限の変更方法についてです。例えば、phpmyadminでSQLデータをインポートする場合、ファイル選択ボタンの横辺りに (最長: 2MB) と記載があり「ああぁ、これSQLをzipに圧縮しても間に合わないじゃん!!」といった事があるかと思います。
(VagrantにとあるWordPressのデモを構築したりするときとか…)
超基礎的な部分ではありますが、毎回忘れてググってしまうので…みんなのために、自分のために…まとめておきたいとおもいます!
※php.ini、.htaccessの2つの方法をご紹介しております。サーバによって変更禁止(というかできない)等あるので、環境に合わせて設定してください。
コンテンツ一覧
php.iniによる変更方法
大抵は /etc/php.ini
に置かれているかと思います。場所の確認を行いたい場合は、<?php phpinfo(); ?>
と記述したphpファイルを置き、ブラウザでアクセスすることで確認することができます(次に書かれる3つの値についても確認できます)。
php.iniに記載されている以下の3つの値を設定し直すことにより、容量制限の変更が可能です。
memory_limit | メモリの上限 |
---|---|
post_max_size | 1度のアップロードファイル合計サイズ ※memory_limit以下である必要があります |
upload_max_filesize | 1ファイルの最大サイズ ※post_max_size以下である必要があります |
つまり、memory_limit >= post_max_size >= upload_max_filesizeと設定する必要があるということです!
以下、全てを20MBと設定した場合の記述例となります。
; http://www.php.net/manual/en/ini.core.php#ini.memory-limit memory_limit = 20M ; http://www.php.net/manual/en/ini.core.php#ini.post-max-size post_max_size = 20M ; http://www.php.net/manual/en/ini.core.php#ini.upload-max-filesize upload_max_filesize = 20M
このようにすることで、例えば最初に例を挙げたphpmyadminの場合ですと、(最長: 2MB) → (最長: 20MB)へと変更されます!
php.iniは他にも様々な設定情報が記述されております。viコマンドやテキストエディタで編集の際は適宜テキスト検索を行い、該当箇所を見つけてください。取扱は注意で…。
.htaccessによる変更方法
何らかの理由によりphp.iniを弄られない場合に、.htaccessで変更するというイメージです。
こちらは、.htaccessを置かれたディレクトリ配下に設定が適用されます。
以下、全てを20MBと設定した場合の記述例となります。
# メモリの上限 php_value memory_limit 20M # 1度のアップロードファイル合計サイズ php_value post_max_size 20M # 1ファイルの最大サイズ php_value upload_max_filesize 20M
このようにすることで、この.htaccessが置かれているディレクトリ配下においては、容量制限20MBとなります!
以上、2つの方法をご紹介しましたー。
自前でCentOS環境を構築して云々ですと自由に弄ることができますが、普通にレンタルサーバを借りてといった状況の場合、自前で置いた.htaccessが適用されなかったりサーバのコンパネから変更できたりと状況によって様々です。
そのあたりは要確認ください!
さて、継続して更新していけるよう頑張ります。
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