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小樽で3年と少し経験を積み、現在は札幌でコーダーをしております。

赤い電動車いすに乗って生活をしています。色々と不便はありますが、行列待ち等の椅子がない状況では、真価を発揮します。

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※スロープやエレベーターに関しては、もはや好きという感情では収まり切れません。

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【WordPress】DBの置換には「Search Replace DB」を使おう

【WordPress】DBの置換には「Search Replace DB」を使おう

WordPressでサイト制作を行っていると、何かとURL(ドメイン)の一括置換が必要となる場面に出くわすことがあるかと思います。例えば、開発サーバ → 公開サーバへの移行時など…そんな時、SQL内を直接置換で終わっていませんか?

確かに、これだけでも一見問題なく置換できたように見えるのですが、実はWordPressのデータベース内にはURL文字列の長さなどの情報も含まれたりしてます。
また、ただ単純にSQLを置換しただけだと、ウィジェットの移行も上手くいかなかったりと…あまり良いやり方ではないのです。

そこで今回ご紹介するSearch Replace DBの出番となります!追って詳細を記載しますが、WordPressの置いてあるサーバにPHPを設置し実行するという流れになります。
また、このツールはCodexでも紹介されている物になります。

WordPress の引越し – ドメイン名またはURLを変更するとき

それでは、ダウンロードからインストール、実際の使用方法について解説していきます。

※実際に置換を実行する前には、データベースのバックアップを取るようにしましょう。

コンテンツ一覧

    ダウンロード

    まずは公式サイトにアクセスします。

    Database Search and Replace Script in PHP

    アクセスすると、下記のようなフォームが表示されます。

    Search Replace DBキャプチャ1枚目

    チェックすべき箇所にチェックを行い、各入力(最低限必須項目)をした上でフォームを送信します。すると、フォームに入力したメールアドレス宛にダウンロードリンクが記載されたメールが届きますので、そちらのリンクをクリックしてダウンロード完了です。

    Search Replace DBキャプチャ2枚目

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    インストール

    ダウンロードしたzipを展開するとSearch-Replace-DB-masterというディレクトリが現れます。基本的にはこのディレクトリをwp-config.phpと並列に設置することにより、使用することが出来ます。

    また、このディレクトリ名はリネームが可能です。例えば…dbrepというディレクトリ名にしたとしましょう。以下のような構成になります。

    * wp-admin/
    * wp-content/
    * wp-includes/
    * wp-config.php
    * dbrep/

    設置後、ブラウザでアクセスし以下のような画面が表示されれば、インストールは完了です。

    Search Replace DBキャプチャ3枚目

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    使用方法

    使用方法の説明に入る前に、database項目について補足しておきます。こちらはwp-config.phpの内容に応じて自動で基本的に入力されます。

    Search Replace DBキャプチャ4枚目

    もちろん自由に入力することも可能ですので、必要な場合は状況に応じて適宜書き換えを行ってください。

    それでは、このツールを使用した置換手順に戻りましょう。
    まず前提として、以下のように置換を行いたいと仮定します。

    置換前 https://wheelchair-coder.com
    置換後 https://wheelchair-programmer.com

    それでは、順を追って解説していきます。

    1. dry run

    「入力した内容で置換を実行するとこうなるよ?」と事前に確認するというステップになります。今回の場合ですと、以下のように入力を行います。

    replace https://wheelchair-coder.com
    with https://wheelchair-programmer.com

    入力が済んだら「dry run」ボタンをクリックします。

    Search Replace DBキャプチャ5枚目

    すると、次のようなシミュレーション結果が表示されます。

    Search Replace DBキャプチャ6枚目

    変更があったテーブルには「view changes」というリンクが表示されてます。このリンクをクリックすることにより、どのような置換が行われたのかを、確認することができます。

    試しにwp_optionsの置換内容を確認してみます。

    Search Replace DBキャプチャ7枚目

    すると、次のようなポップアップが表示されます。

    Search Replace DBキャプチャ8枚目

    ちょっと画像だと見づらいですが、https://wheelchair-coder.comからhttps://wheelchair-programmer.comに置換されていることが確認できます。

    2. live run

    dry run」で置換内容を確認し、問題なければ「live run」ボタンをクリックで置換を実行します。

    Search Replace DBキャプチャ9枚目

    本当に置換を実行して良いか?またデータベースはバックアップを取ってください。といった旨のアラートが表示されますので、よく確認を行った上で、問題なければ「OK」をクリックします。

    Search Replace DBキャプチャ10枚目

    数秒カウントダウンされた後、置換が実行されます。

    これにて一通り作業は完了です。

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    この記事冒頭にも書いてますが、実行前には事前のバックアップをお忘れなく!

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